丸山眞男「日本の思想」の個人的まとめ
(整備中)
キラーフレーズ集
読んでいて心に残った文をまとめています。
- 日本思想史の包括的な研究が日本史いな日本文化史の研究に比べてさえ、著しく貧弱である
- 問題はどこまでも超近代と前近代とが結合している日本の「近代」の性格を私達自身が知ることにある。
- 前の論争の到達点から出発しないで、全てはその度ごとにイロハから始まる。
- 断片的な思い付きを過度に尊ぶ「オリジナリティ」崇拝
- ヨーロッパ産の思想も〜たとえ翻訳思想、いや誤訳思想であるにしても、それなりに私達の思考の枠組みを形作ってきたのである。
- もし何百年の背景を持つ「伝統」思想が本当に遺産として伝統化していたならば、このようにたわいもなく「欧化」の怒濤に飲み込まれることがどうして起こりえたであろう。
- 自己を外つまり国際社会に開くと同時に、国際社会に対して自己を国=統一国家として画するという両面性が内包されている。
知らなかった単語たち
読んでいてわからなかった単語達です。
内容要約
Ⅰ:日本の思想
前書き
日本思想史は軽視され、そこには「座標軸」になり得るものがなかったため、問題が噴出している。これは明治期の欧化によって断片的な思想が入ってきたことによる。
一